毎日のように本を読んでいると、どうしても過去に読んだ本のことを忘れがちになります。
せっかくの読書も、自分の身にできないのはもったいないですよね。
僕は、自分が読み終えた本をリストにして保存するようにしています。これを始めてから、過去に読んだ本を参照しやすくなったので、読書効率がUPしました。
今回は、メモ帳アプリを使った「読んだ本リスト」の作り方を紹介していきます。
【結論】こんな感じの「読んだ本リスト」が作れます
上記の画像は、僕が実際に作っている「読んだ本リスト」です。こんな感じのリストが作れます。リストというよりは、画像中心の感じですね。
使っているのはGoodNotes5 という有料アプリです。「なんだ、有料か…」と思うかもしれませんが、手書きメモ機能が非常に充実しているので、お金を出す価値は十分にあります。
このアプリは、目的ごとに1冊ずつノートを分けることができます。読書記録であれば、本のタイトルごとに読書ノートを1冊ずつ分ける感じで使えます。
紙の本で同じことをやろうとすると、お金もかかるし、かさばりますが、GoodNotesならその心配もありません。
そして、GoodNotesはノート1冊ごとに自分の好きな表紙を設定できるという特長があります。
なので、読んだ本の表紙画像をAmazonから拾ってきて、それを各読書ノートの表紙に設定すれば、過去に読んだ本が表紙ですぐにわかるようになるというわけです(やり方は後述)。
「読んだ本リスト」を紙のノートでやる場合、基本的には【日付】【本のタイトル】【著者名】みたいな感じでつくることになると思いますが、文字中心なのであまり見やすいとは言えないですよね。
本の表紙画像をつけることで、過去に読んだ本をビジュアル化して保存できるので、参照しやすいし、なにより振り返るのが楽しくなります。
また、このリストは表紙だけではありません。表紙をタップすると、その本の読書ノートを開くことができます(メモアプリなので当然ですが)。

上に書き抜き、下に自分の考え

このやり方でリストを作ると、ビジュアル的にも見やすいし、読書ノートに書いたメモにも簡単にアクセスできます。
紙のノートでありがちが「あのメモ、どこに書いたっけ?」というのがなくなるので便利です。
わりと良いことづくめなので、最近はほぼこのやり方で読書ノートを書いています。
ということで、ここからはこの「読んだ本リスト」どうやって作るのかについて説明していきます。
使うメモ帳アプリは GoodNotes
僕がふだん、読書ノートを作成するのに使っているアプリとアイテムは以下のとおりです。
- ・GoodNotes(メモ帳アプリ)※必須
- ・iPad
- ・Apple Pencil
- ・Kindleアプリ
まずGoodNotesについてですが、数あるメモ帳アプリの中でもTOPを争うくらい有名で、なおかつ使いやすいです。有料アプリですが、その価値は十分にあります。
そして、iPad と Apple Pencil です。これについては必須ではありません。スマホでもOKです。
ただ、iPad と Apple Pencil があると色々と作業が効率化できるので、非常におすすめしたいアイテムです。
また、Kindleアプリについても任意です。紙の本でもかまいません。ただ、Kindleを使うと、抜き書きをするときにコピー&ペーストができるので非常に便利です。
Kindleのコピペ機能については、以下の記事をどうぞ。

まとめますと、今回紹介するやり方ではGoodNotesが必須、それ以外は任意という感じです。
GoodNotesを使ったことがない人にとっては、心理的なハードルが少し高く感じられるかもしれません(有料アプリなので)。
とはいえ、GoodNotesを使うと非常に見やすい読書リストが作れるので、このあとの記事を読んでもらえればきっと気に入ってもらえると思います。
また、すでに他のメモ帳アプリを使っている人は、このやり方を応用すれば良い感じの読書リストが作れるかもしれません。
GoodNotesで「読んだ本リスト」を作る方法
ここからは、GoodNotesをお見せしながら、使い方について細かく説明していきます。
GoodNotesは慣れないうちは使いづらく感じるかもしれませんが、ぜひ操作に慣れてもらえればと思います。
全体の流れはこんな感じです。
- ① Amazonで表紙画像をダウンロードする
- ② GoodNotes で読書ノートを作成
- ③ 読書ノートに表紙画像を設定する
① Amazonで表紙画像をダウンロードする
まずは読んだ本の表紙画像が必要なので、Amazonでダウンロードします(Amazon以外で拾ってきてもOKです)。
ここではiPadを使って説明しますが、端末によって操作方法は異なると思います。適宜、お使いの端末の使い方に合わせて操作してください。
Amazonを開いて、本の商品ページを開きます。今回は『思考の整理学』という本の読書ノートを作っていきたいと思います。↓
商品ページを開いたら、左側に書影(表紙画像)があるので、それを長押ししてください。すると、【”写真”に追加】という項目が出てくるのでタップします。これで、写真アプリに画像が保存されました。とりあえず、どの端末であれ表紙画像を保存できればOKです。↓
② GoodNotes で読書ノートを作成
次に、GoodNotesアプリを開きます。僕は【Books】というフォルダの中に、読書ノートをまとめています。フォルダの中にはすでにいくつかノートを作っているので、以下のような表紙画像が並んでいます。そこから、左上の【+】を押して、新規でノートを作成してください。↓
【新規ノート】画面が開くので、タイトルを入力します。そして、用紙の種類(横罫、方眼など)を選んで【作成】を押してください。↓
これで『思考の整理学』専用の読書ノートが作られました。表紙画像はデフォルトが適用されています。
③ 読書ノートに表紙画像を設定する
ここから表紙を変更していきます。左上□四つのアイコンをタップします。↓
すると、表紙とノートがサムネイル画像で一覧表示されます。この状態で、表紙の下にある【下向きの>】をタップしてください。↓
タップしたら【ページを追加(前に)】を選びます。そのあと、【イメージ】を選択してください。
【イメージ】を押すと、端末に保存されている写真アプリが起動しますので、その中から表紙に使いたい画像を選択します。
選択すると、以下のように1番目に表紙画像が設定されました。2番目の表紙画像はいらないので、先ほどと同じように【>】を押して、【ゴミ箱に入れる】を選択すれば削除できます。
これで、読書ノートに表紙を設定することができました。
手順が多くてしんどく感じるかもしれませんが、慣れてくると意外と簡単であまり負担感はなくなると思います。
「読んだ本リスト」をアプリで管理するメリット
あらためてここまでの内容をおさらいしておきたいと思います。
- ・メモアプリ(GoodNotes)を使えば、表紙画像を設定できる
- ・文字中心の紙のノートよりも、ビジュアル的で見やすい
- ・有料アプリだが、その価値は十分にある
僕はこの読書ノートを使い始めてから、本のメモを書く機会が増えました。
なにより嬉しいのは、視覚的に見て楽しいということです。自分が読んだ本が成果として目に見えるのはモチベーションも上がるし、参照しやすいという実利的なメリットもあります。
少しだけ準備や操作に手間はかかりますが、いったん仕組み化してしまえば、これ以上ない最高の「読んだ本リスト」が作れると自負しております。みなさんも、この機会にぜひ試してみてください。
ちなみに、僕が使っているアイテムは以下のとおりです。少々、値段は張りますが、もはや手放せないくらい気に入っています。