【失敗しない本選びのコツ】初心者の本選びは6つの軸で考えるのがオススメ

「本をこれから読みたい人」や「読書が好きだけど本選びに迷ってしまった」という人に向けて、読書の効果が高まる本の選び方を紹介します。

むやみに本を選んでしまうと時間のムダになる可能性があり、さらには読書が嫌いになってしまうリスクもあります。

どうすれば自分に合った本を選ぶことができるのか?

僕がおすすめしたいのは「6つの軸」で本を選ぶという方法です。

読書初心者の人でもわかるシンプルな選び方なので、ぜひ実践してみてださい。

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この記事を書いた人
あゆむ

1日1時間、毎日コツコツ洋書を読んでいる駆け出しの洋書好き丨本のレビュー、読書術、洋書多読について発信| Versant 44。TOEIC450点→750点までようやく到達。目標は900点超え丨銀行員 → 書店員 → 出版社 → フリーランス → 法人化6年目。ブログの累計読者は400万人を突破。

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① いまの自分の悩みに効く本を選ぶ

まず一つ目は、いま自分が悩んでいることに関係する本を選ぶという方法です。

娯楽のために読書をする人も多いですが、なにかを解決したいときにも本が活躍してくれます。

ですから、いまの自分にはどんな悩みがあるのか?抱えているトラブルはないか?など冷静に分析してみましょう。

そうすると、必ず何かしら出てくるはずです。たとえば、こんな具合に。

  • ・職場の人間関係がツラい
  • ・上司が好きになれない(合わない)
  • ・人前でしゃべると緊張する
  • ・教養がなさすぎて凹む
  • ・将来のお金が不安
  • ・腰が痛い、肩こりがヒドい
  • ・昆虫が嫌い

こんな感じで、切り口次第ではいくらでも悩みは出てくると思います。

悩みがハッキリすれば、あとはそれを解決するための本を探しましょう。

読書に不慣れな人は、読みたい本の見つけ方を解説した以下の記事も参考にしてみてください。

② 家族や恋人・友人の悩みに効く本を選ぶ

快適に本を読む

自分の悩みで本を選ぶのではなく、誰か他の人のために読書をするというのも1つの方法です。

対象となる相手への思い入れが強ければ強いほど、読書に対する意欲も強くなるものです。

その悩みを通じて読書をすれば相手を助けることにもつながりますし、自分自身も知識が得られるので良いことづくめ。

誰かのために本を読むということは、それを相手に伝えるためのアウトプットが伴います。

人に伝えるための読書をすると、内容が頭に入ってきやすいため読書効果も高まるというメリットも見逃せません。

③ 趣味につながる本を選ぶ

英語リーディング

もっと気楽に、楽しい目的で読書をしたい人は自分の趣味に関係がある本、あるいは新しい趣味の発見になるような本を選ぶのがおすすめです。

「趣味につながる本」と言われても話が大きすぎるので、以下に具体例を示します。

  • ・キャンプやBBQについて書かれた本
  • ・旅行記を読んでみる
  • ・食べることが好きな人は「食のエッセイ」
  • ・好きなアーティストの自伝本を読む
  • ・野草散策が好きだから植物図鑑を買う
  • ・昆虫の生態を知るための本を読んでみる
  • ・机や本棚を自作するためのDIYの本

こんな感じで、本はあらゆる趣味に対応してくれていますので、ほとんど「ない本はない」と言えるでしょう。

なかには文字ではなくビジュアル中心の本を読む場合も出てくると思います。

「そんな本でも読書って呼べるの?」という疑問が出てくるかもしれませんが、それも立派な読書です。

最初は入り口は自分が読みやすいと思う本を選ぶことが1番大切です。

趣味をどんどん深堀りしていくと、けっこうマニアな本にまで触手が伸びることがあります。そこまで行くと読書がめちゃくちゃ楽しくなります。

④ 本屋の人気ランキングを参考にしてみる

読書の効果

「マジでなに読めばいいかわからない…」という人は、本屋の人気ランキングを参考にしてみましょう。

小さい本屋だとジャンルがごちゃごちゃの総合ランキングがあったりしますが、できればジャンル別のランキングがあるといいですね。なので、中型〜大型書店に行ってみるのがおすすめ。

本屋に行くのが大変な人はAmazonなどのネット書店でも全然OKです。

むしろAmazonのほうが検索性が高いので、ランキング買いには適しています。

ただし、読みたい本が特に決まってない状態から本を探す場合、僕は本屋での本選びをおすすめしたい。

なぜなら、本の中身をパラパラ見て確認し、自分の興味や知識レベルにあっているかを見極めたほうが失敗が少ないからです。

「Amazonは指名買い、本屋は目的買い」という感じで使い分けると良いでしょう。

⑤ 読んだ本の中で取り上げられた本を選ぶ

参考文献なりで他の本が紹介されていることってありますよね。ズバリ、その本を読みましょう。

実用書であれビジネス書であれ小説であれ、本のなかで紹介される本は意外と多い。

自分が面白いと思った本の著者が紹介するわけですから、ハズレは少ないです。

たとえば僕の場合、中学生のときに読んだ『青の炎』(貴志祐介 著)のなかで『罪と罰』や『心理試験』を知りました(『罪と罰』は読むのが大変だった…)。

最近でいうと『謎の独立国家ソマリランド』(高野秀行著)のなかで『国マニア』という本が紹介されていて、実際に読みました(面白かった!)。

こんな感じで本のなかで直接紹介されている本もあれば、巻末に「参考文献」としてリストで紹介されている場合もあります。

もし読んでいて面白いと感じた本があったら、ぜひ巻末を見て参考文献を辿ってみることをオススメします。

面白いと感じたその本が参考にしている本ということは、ハズレを引く可能性は低いですよね。

⑥ ジャケ買いする(本を見た目だけで選ぶ)

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最終手段、というわけじゃないんだけど、本を見た目で選んでしまうというのも面白い買い方です。僕もたまにやります。

でも、本の装丁(いわゆる表紙)のデザインだけで選んでみると、意外と新しい発見があります。

なぜなら、あくまでも見た目だけで本を選ぶので、自分がふだん選ばないような本と巡り会える可能性があるからです。

正直、ハズレを引くことも多々ありますが、いわば美術品を買うような感覚で本を選んでみるというのも一興ではないでしょうか。

本を選ぶときはたいてい中身を吟味して面白いかどうかで決めますが、それとは真逆のやり方で買ってみるわけです。

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自分に合わない本を選ぶと読書効果は大きく低下する

合う本

せっかく読書をするなら、少なからず効果を見込みたいですよね。

なにも人生が大きく変わるとか大きな話だけではなくて、気持ちが軽くなったり、ちょっとテンションが上がったり、それくらいでも良いわけです。

大なり小なり、読書に何らかの効果を求めるのであれば、やはり自分に合わない本は避けるべきです。

言うまでもないですが、面白いと思えない本を読み続けても時間のムダです。そのムダな時間を過ごすくらいなら、その本はスグに閉じて、他の本を探す時間に充てましょう。

これは「読書が苦手だけど、これから本を読み始めたい」という人には特に言えることです。

読書が続かない大きな原因は「その本があなたに合ってない」。これだけです。

反対にいえば、自分に合う本を選ぶことができれば絶対に読書は楽しいし、続くはずなんです。

そのためには自分が楽しいと思える本を見つけることが最初の一歩となります。

ここで紹介した本の選び方を参考にして、ぜひ自分に合う1冊を見つけてみてください。

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