読める本はどう違う?Kindle UnlimitedとPrime Readingを比較してみた結果

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AmazonにはKindle UnlimitedとPrime Readingという2種類の読み放題サービスがあります。

それぞれ、読める本の冊数・ラインナップ、料金がどう違うのか?

僕はどちらも使っているのですが、くわしく比較してみると、Prime Reading(プライム会員)のメリットが際立つ結果となりました。

  • 10秒でわかる!おすすめ読み放題
  • ① 200万冊以上の本や雑誌が読み放題。断トツのコスパ → Kindle Unlimited
  • ② 業界最安。1,000誌以上の雑誌が読み放題。楽天ポイントも付く → 楽天マガジン
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この記事を書いた人
あゆむ

本のレビュー、読書術、洋書多読について発信|書店員 → 出版社 → フリーランス。ブログの累計読者は400万人を突破。

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【結論】Prime ReadingはKindle Unlimitedのお試し版

最初に結論からお伝えすると、Prime ReadingはKindle Unlimitedのお試し版だと考えるのがわかりやすいと思います。

どちらも書籍、雑誌、マンガが読み放題になるサービスというのは共通していて、Kindleを使って読みます。

違いは読める本の冊数です。PrimeReadingはKindle Unlimitedの対象書籍のうちの数百冊(1,000冊弱)程度が読み放題の対象となります。

つまり、PrimeReadingのほうが圧倒的に読める本の冊数が少ないです。

一方のKindle Unlimitedは、200万冊以上が読み放題になります。

  • ▪ Prime Reading … 数百冊(1,000冊弱)
  • ▪ Kindle Unlimited … 200万冊以上

違いは読める本の冊数。これだけです。

気になる料金についてですが、Kindle Unlimitedは月額980円(税込)。

Prime Readingはプライム会員の特典に含まれており、500円(税込み)【年額プランは4,900円(税込み)】です。

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Prime ReadingはAmazonプライム会員の特典

さきほど説明したとおり、Prime ReadingはAmazonプライム会員の特典です。

つまり、Prime Readingだけを単体で利用することはできません。

Amazonプライム会員というのは、以下のような特典が受けられるサービスです。

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僕のようなAmazonのヘビーユーザーにとって、なくてはならない特典ばかりです。

気になるPrime Readingですが「対象のKindle本(約1,000冊弱)が読み放題」というのは、Kindle Unlimitedの対象書籍の一部が読めるという意味です。

つまり対象作品数としては、

【Kindle Unlimited > Prime Reading】

という関係が成り立ちます。

Prime Readingで読める本は少ない

Prime Readingで読める本は少ない

「約1,000冊弱」という数字からもわかるように、Prime Readingで読める本は少ないです。

対象の本は定期的に入れ替わっていますが、たとえば以下のような本や雑誌が読めます(2020年6月時点)。

  • 【小説・評論の一例】
  • ▪ 失敗図鑑
  • ▪ 夢をかなえるゾウ
  • ▪ シャーロック・ホームズの冒険
  • ▪ なぜあなたの仕事は終わらないのか
  • ▪ 最高の体調
  • ▪ Excel 現場の教科書
  • ▪ お金の増やし方
  • 【雑誌の一例】
  • ▪ TARZAN
  • ▪ Oggi
  • ▪ POPEYE
  • ▪ 山と渓谷
  • ▪ オレンジページ
  • ▪ クロワッサン
  • ▪ Hanako
  • ▪ BRUTUS Casa
  • 【マンガの一例】
  • ▪ まどろみバーメイド
  • ▪ 妻、小学生になる。
  • ▪ 軽井沢シンドローム
  • ▪ Artiste(アルティスト)
  • ▪ 転生貴族の異世界冒険録
  • ▪ 勇者のクズ
  • ▪ 放課後ていぼう日誌
  • ▪ ゆるキャン△

人気作や名作が読めたり、雑誌も多めです。

マンガについては、あまり知られてない作品が多いように見受けられます。

読める作品数は多くないですが、いろんな本を読んでみたい人にとっては十分な数と言えるかもしれません。

特に「ちょっと試しに本の読み放題を使ってみたい」という人におすすめです。

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僕がプライム会員を手放せない理由

僕はかれこれ3年以上もプライム会員を継続していますが、もはや手放せないくらい生活に密着しています。

Prime Readingが素晴らしいのも理由の1つですが、それ以外にも下記のようなメリットがあります。

  • ▪ 2,000円未満の買い物でも配送料が無料
  • ▪ 特典で観れる「Primeビデオ」の作品数が豊富
  • ▪ 自宅で試着できる「PrimeWardrobe」が最高

2,000円未満の買い物でも配送料が無料

Amazonでは非会員だと配送料がかかる仕組みになっています。

たとえば、2,000円未満の買い物は、非会員だと410円(本州・四国)の配送料がかかります。プライム会員なら、どんなに安い買い物(2,000円未満)でも配送料は無料です。

また、最短即日で商品が届く「お急ぎ便」は非会員だと510円(本州・四国)の配送料がかかります。プライム会員ならお急ぎ便も配送日指定も無料です。

2,000円未満の買い物って意外と多いんですよね。僕の場合、洗剤やシャンプー・リンスなどの日用品は基本的にAmazonで買っているので、1回の合計額が2,000円未満になることがザラにあります。

これまでの買い物を計算して気づきましたが、お会計ごとに410円の配送料がかかっていたとすると、配送料だけで年間1万円以上は払うことになっていたはずです、間違いなく。

そう考えると、プライム会員の4,900円(税込み)【年額プラン】は余裕で元が取れていることになります。

配送料だけで十分に元が取れちゃうわけですから、いかにお得がわかりますよね。

特典で観れる「Primeビデオ」の作品数が豊富

プライム会員になると、Primeビデオが観れます。Primeビデオは非常に作品が充実していまして、映画や海外ドラマなどが豊富です。

僕の例でいうと、最近は『Suits』という海外ドラマにハマっていまして、これが実質無料で観られているがちょっと信じられません。

あと、バラエティ番組も豊富です。絶対に地上波では流せない『ドキュメンタル』のようなバラエティ番組も観れるので、本当に素晴らしい。

自宅で試着できる「Try Before You Buy」が最高

プライム会員になると「Try Before You Buy(旧称:PrimeWardrobe)」という特典もついてきます。これは、購入前に7日間、自宅で自由に試着ができるサービスです。

通常の注文と同じように商品がダンボールで届くので、それを試着してみて、不要なら返送。必要なそのまま買うことができます。

洋服だけでなく、バッグやアクセサリー、靴などもお試しができるので、家でじっくり検討することができます。

僕は何度もTry Before You Buyを使ってますが、特に便利なのが靴です。靴はサイズが命とも言えるので、ネットで買うのはちょっと恐いですよね。

でも、Try Before You Buyなら自宅でしっかり履いてから購入を決められるので、自分の足に合うかどうかをじっくり確認してから買うことができます。

あと、自宅で試着すると、自分が持ってる他の洋服との組み合わせを試せるので、コーデの失敗も減らすことができます。

というわけで、Prime Reading以外にもAmazonプライム会員になるメリットは非常に大きいというわけです。

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プライム会員は月額500円〜だが、無料で30日間試せる

プライム会員の料金は500円(税込み)【年額プランは4,900円(税込み)】です。

特典内容を考えるとかなり安いんですが、やっぱりいきなり使うのはちょっと勇気がいりますよね。

ありがたいことに、プライム会員は30日間無料でお試しができます。

無料期間中は有料会員と同じサービスが使えますし、無料期間中に解約すれば料金は一切かかりません(解約方法もかんたんです)。

まずはPrime Readingを無料で使ってみて、満足度が高ければ有料会員に登録するという流れが良いのではないかと思います。

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Kindle Unlimitedは200万冊以上が読み放題

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ここからはKindle Unlimitedの説明に入ります。Kindle Unlimitedは月額980円(税込)で200万冊以上の本が読み放題になるサービスです。

Kindleというのは専用端末以外にも、スマホアプリがあります。Kindleアプリをスマホやタブレットに入れれば、すぐにKindle Unlimitedで本を読み始めることが可能です。

僕は3年上もKindle Unlimitedを使っていますが、長所・短所のポイントをまとめると以下のようになります。

  • 30日間無料体験があるので、気軽に試せる
  • ◯ 月額980円(税込)は安い
  • ◯ 読める本が200万冊以上と圧倒的に多い(他サービスに敵なし)
  • ◯ 洋書が豊富なので語学学習者にもおすすめ
  • ◯ 【メモとハイライト】を使えば自動で読書ノートが作れる
  • ◯ ビジネス書、実用書、小説は充実
  • △ コミックはまずまず。有名作品は少なめ
  • 雑誌は読みづらいので、dマガジン楽天マガジン がおすすめ

Kindle Unlimitedの最大の魅力は、なんと言ってもコスパの良さだと思います。

月額980円(税込)で200万冊以上が読めるというのは、破格にもほどがあります。

1,000円の本を1冊読んだだけで元が取れてしまうわけなので、Kindle Unlimitedを使うとふつうに本を買うのがもったいないと感じるくらいです。

僕はKindle Unlimitedで毎月10冊以上は読んでるので、月額980円(税込)の費用は余裕で回収できています。

スマホにKindleアプリを入れればいつでもどこでも読めるので、毎日の読書時間が圧倒的に増えます。

本当におすすめなので、ぜひ試してみてください。

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Kindle Unlimitedで読める雑誌のラインナップ

Kindle Unlimitedで読める雑誌
FRIDAYザテレビジョン
Newsweek週刊ファミ通
サンデー毎日オレンジページ
週刊エコノミスト東京カレンダー
MacFanENGLISH JOURNAL
CG WORLDGoodsPress
withPen
ViViBRUTUS Casa
美的Tarzan
VoCEMONOQLO
GISELeGQ
Rayサイゾー
FIGAROGetNavi
Oggi2nd
25ansGOETHE
and GIRLMEN'S EX
minaFINEBOYS
レタスクラブBegin
POPEYEホットドッグ・プレス
※読める雑誌は変更される可能性があります

こうしてみると、有名どころの雑誌が多く読めることがわかります。これだけ読めれば十分という人も多いでしょう。

ただ、見方を変えると「あまりマニアックな雑誌は読めない」ということでもあるので、自分がどんな雑誌を読みたいかによって満足度は大きく変わってくると思います。

僕は「Kindle Unlimitedで読むのは書籍だけ」と割り切っていまして、雑誌はdマガジンで読んでいます(1,000誌以上が読み放題)。

複数サービスに加入することで毎月の料金はそれなりに高くなりますが、それをはるかに超える満足度があるのでまったく気になりません。

恐れ入りますが、お探しのページは見つかりませんでした。 | Book Baum / 読書ブログ
いま、読むべき本がわかる。

Kindle Unlimitedで読める書籍・コミックのラインナップ

Kindle Unlimitedで読めるコミック
ゆるきゃん△
インベスターZ
日本の歴史
火の鳥
海猿
ブラックジャックによろしく
アドルフに告ぐ
賭博堕天録 カイジ 24億脱出編 1
ブッダ
史記 1 項羽と劉邦
弱虫ペダル
ブラックジャック
ジャングル大帝
※対象作品は随時変更されます

書籍については、多彩なジャンルの本を読むことができます。小説、実用書、ビジネス書など読みきれないほどのラインナップです。

僕が特に気に入っているのは、光文社古典新訳文庫シリーズです。古典作品が読みやすい新訳で書かれているので、なかなか読めなかった名作を読むことができます。

コミックについては名作という感じではないので、個人的にはあまり読む機会はありません。

いろんなコミックをとにかく読んでみたいという人には、非常に良いと思います。

なお、ラインナップについては以下の記事でもくわしく解説しています。

Kindle Unlimitedのラインナップが凄すぎる。僕のおすすめ本【200万冊以上も読める】
Kindle Unlimitedで読める本や雑誌、コミックなどのラインナップをくわしくまとめてみました。ラインナップはかなり充実していますが、特に小説やビジネス書が豊富で、おすすめの本もたくさんあります。

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無料期間中の解約はかんたんなので安心

PrimeReadingもKindle Unlimitedも無料期間中に解約すれば料金は一切かかりません。

そして、解約ページもわかりやすく、解約はすぐに完了するので安心して利用できます。

月額サービスの多くが無料期間を設けていますが、ものによっては解約するのが大変な場合があります。

具体的には「解約ページがわかりにくい」というケースです。

解約ページをあえてわかりにくくして、解約を阻止しようとするのが狙いなんですが、利用者からしてみれば迷惑でしかありません。

そういった他のサービスと比較すると、Amazonは安心して利用できるのが良いところです。

まずはPrime Readingで試してみるのがおすすめ

Prime ReadingとKindle Unlimitedの違いを説明しつつ、それぞれの特徴についても見てきました。

結局のところ、どっちがいいの?という問題になると思うんですが、僕なりに以下のようにまとめてみました。

  • Prime Readingがおすすめな人
  • ▪ Amazonで買い物をすることが多い人
  • ▪ プライム会員の特典に魅力を感じる人
  • ▪ とりあえず気軽に読み放題を試してみたい人
  • Kindle Unlimitedがおすすめな人
  • ▪ 書籍やコミックをたくさん読みたい人
  • ▪ ふだんからKindleで本を読んでいる人
  • ▪ 読める作品数を重視したい人

僕はAmazonのプライム会員で、なおかつKindle Unlimitedにも加入しています。

基本的に電子書籍(Kindle)で読書をすることが多いので、Prime Readingで読める本だけでは物足りないと感じているため、両方に加入しています。

ただ、いきなり両方に加入するのは心理的なハードルも高いでしょう。

なので、とりあえずプライム会員を30日間無料で体験してみて、満足できればそのまま継続するのが良いと思います。

Prime Readingの作品数が物足りなくなってきたら、あとからKindle Unlimitedに追加加入すれば失敗は少ないはずです。

どちらも無料期間中に解約すれば一切お金はかからないので、ぜひ気軽に試してみてください。

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大量の雑誌を読んでるのに、雑誌代が安いワケ 

僕は毎月50冊ほど雑誌を読んでいますが、雑誌を買うのにお金はほとんどかかっていません。

その理由は、雑誌の読み放題サービスを使っているからです。

僕は dマガジン を使っています。月額440円で1,000誌以上の雑誌が読み放題という圧倒的なコスパなので、もはや手放せません。

雑誌1冊の値段で1,000誌以上が読めるわけなので、2冊ぐらい読むだけでスグ元が取れてしまいます。

ちなみに、初めての人は31日間無料でお試しができるので、ぜひ読み放題サービスを体感してみてください。

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