「苦手だけど読書しなきゃな…」と、なかば強迫観念に駆られている人は多いと思います。
かくいう僕も、昔は読書が苦手なタイプで、なかなか本を読む時間を作れませんでした。
どうすれば読書が苦手な人でも、本を読む楽しさを実感できるようになるのでしょうか?今回は僕の体験談を踏まえて【読書が好きになるコツ】をお伝えしていきます。
読書が苦手→好きに変えていく方法【3選】
まずは結論といいますか、読書が苦手な人が、本を読むことに楽しさを見出すためのコツを見ていきましょう。
- 読書が楽しくなるコツ【3選】
- ① 仕事や趣味につながる本を読む
- ② 薄い本を読み切る体験を味わう
- ③ 好きな人、憧れの人が読んでる本を読む
ひとつずつ解説していきます。
① 仕事や趣味につながる本を読む
読書への苦手意識が消えない理由はいろいろありますが「興味のある本を読めていない」という人は非常に多いと思います。
なんとなくベストセラー本を読んでみたり、本屋でテキトーに買ってみた本を読んでも、自分にハマるとは限りません(むしろ、合わない可能性のほうが高い)。
どうすれば興味の持てる本が見つかるか?1番簡単な方法は、仕事や趣味につながる本を読むことです。
たとえば、企業でマーケティングの仕事をしている人なら、マーケティング系の本がハマるでしょう。読んだ内容が即、仕事につながるので意識が高まります。
趣味でいうと、カフェや美味しいお店を巡るのが趣味の人なら、食べ物系のエッセイ本を読むと自然と入り込めるはずです。
僕の場合、最近はビジネス戦略や地政学にハマっているので、関連本を読み漁っています。
仕事や趣味の内容は日々移り変わりますが、それに合わせて読む本のテーマやジャンルを変えていけば、生活と読書が密着するので、読書への苦手意識は薄れていくと思います。
② 薄い本で「読み切った喜び」を味わう
読書が苦手な人に多いのが、見栄を張って分厚い本を買ってしまうことです(僕もよくやっちゃいます)。
なんとなく、分厚い本のほうが格好がつくし、満足感もあるんですよね。東野圭吾の『白夜行』なんかが良い例です。
もちろん、興味があって読めればいいのですが、読書への苦手意識を克服したいのであれば積極的に”薄い本”を選ぶようにしましょう。
なぜなら、薄い本のほうが最後まで読み切りやすいからです。たったそれだけ?と思われるかもしれませんが、「読破できた!」という満足感は読書への興味を大いに高めてくれます。「もっと他の本も読んでみよう」という気持ちにさせてくれるからです。
ですから、小説でもビジネス書でも、薄い本を読むことにこだわりましょう。その意識を持って本を選ぶだけで、苦手意識は克服できたといっても過言ではありません。

③ 好きな人、憧れの人が読んでる本を読む
3つ目は非常にシンプルで、好きな人や憧れの人が読んでいる本をマネて読むだけです。
「あの人が読んでるんだから、自分も読んでみよう」という動機は、読書への苦手意識を薄めさせてくれます。
たとえその本がむずかしくても、「あの人みたいになれるんなら頑張ろう」という気持ちが生まれやすく、読破できるように努力もできるはずです。
アイドルでもスポーツ選手でも歴史上の人物でも、誰でもOK。とにかく自分が憧れる人が読んだ本を読んでみましょう。もちろん、会社の上司が憧れの存在ならその人でもいいですし、学校の先生でも良いです。
本田圭佑が『負債論』を読んでいるならマネて読めばいいし、吉岡里帆が『つかこうへい正伝』を愛読してるなら早速読み始めましょう。とにかく真似ればいいのです。
最近読んだお気に入りの本。シェアしたいと思ったくらいなので是非。 pic.twitter.com/R2l2O5xsAy
— Keisuke Honda (@kskgroup2017) May 2, 2018
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ひたすら立ち読み or 試し読みをする
僕は本選びにかなり時間をかけるタイプです。当たり前の話ですが、本選びで失敗すると読書の時間が苦痛になってしまうし、少なくないお金を投じているのでもったいないから。
ですから、本屋に行ったら相当な時間(平気で2〜3時間くらい)を使って、どの本を買うか吟味します。
あと、最近はKindleで本を買うことも増えたので、その場合はAmazonで試し読みを繰り返して、自分に合う本を厳選します。
人によっては「片っ端から本を読み漁って行く」というタイプもいると思いますが、読書が苦手な人こそ本選びに時間をかけるべきです。
結局のところ、読書の苦手意識を消すには「自分が面白いと思える本に出会うこと」が最高の解決策になります。