洋書はAmazonなどのオンラインですぐに買うことができます。
一般的な書店には洋書の扱いがないので、オンラインで買ったほうが品揃えも豊富で効率的です。
ただ、オンラインの洋書購入は失敗しやすいのも事実。僕の経験談も交えながら、洋書のオンライン購入の良し悪しについて解説します。
オンラインなら種類も豊富。試し読みもできる
- オンラインで洋書を買うメリット
- ■ 品揃えが豊富
- ■ 書店に行かずに、自宅にいながら購入できる
- ■ Amazonならオンラインでも試し読みできる
- ■ Kindleの電子版でお得に買うこともできる
品揃えが豊富
書店だと洋書はほとんど売ってませんが、オンラインなら圧倒的な品揃えの中から選ぶことができます。
洋書はとにかく「読みたい(読める)本との出会い」が重要なので、少しでも多くの選択肢があったほうが失敗が減ります。
自分の好きな本が見つかりやすいというのは、オンラインで購入する大きなメリットといえるでしょう。
リアル店舗でも同じくらい洋書の品揃えがあったら最高なんですけどね…。

書店に行かずに、自宅にいながら購入できる
近くに書店がない人でも、オンラインなら自宅にいながら洋書を購入できます。
今はコロナウィルスが収束しつつありますが「それでも外出に抵抗感がある」という人にとってはオンライン購入が格好の手段になるはずです。
洋書を求めて書店へ行ったけど、在庫切れだったり、欲しい本が見つからなかった…という残念な体験もオンライン購入なら解消できます。
Amazonならオンラインでも試し読みできる

ブラウザでページを開くと、すぐに試し読みができる
オンライン購入だと中身を確認できないから心配、という人もいると思います。しかし、Amazonには【試し読み】の機能があるので、購入前に中身を確認することができます。
あらかじめ内容を確認することができるので、買ったあとに「思ってた本と違った…」という失敗を減らすことができます。
しかも、Amazonの試し読みは想像以上に読めるページ数が多く、「無料でこんなに読めちゃっていいの?」と感じるときもあるくらいです(読めるページ数は本によって異なります)。
ちなみに、Amazonの試し読みはブラウザで読むことができます。Amazonアプリだと読めないことがあるので(というより読めない仕様?)、スマホやパソコンのブラウザから読みたい洋書を試し読みするのがおすすめです。
Kindleの電子版でお得に買うこともできる
オンラインで買えるのはペーパーバックだけではありません。もちろん、電子書籍を買うこともできます。
僕はKindleで洋書を買っているのですが、品揃えも豊富だし、いつもの買い物(日用品とか)と同じ感覚で洋書も買えるのですごくラクです。
Kindle版だとペーパーバックやハードカバーよりも圧倒的に安い値段で買えるので、家計的にも大助かり。さきほど画像を掲載した “Range” というビジネス書の値段を見てもらうと、いかにKindle版が安いかわかると思います。
- 【価格例】ビジネス書 ”Ranage” の場合
- ハードカバー … 3,233円
- ペーパーバック … 1,149円
- Kindle版 … 434円
- (価格は随時変動します)

洋書のオンライン購入には思わぬ欠点も
- オンラインで洋書を買うデメリット
- ■ 本が破れていることがある
- ■ カバーデザインがちがう(ことがある)
- ■ 届くまでに時間がかかる(海外からの輸入は特に)
- ■ 意外と実店舗のほうが安いこともある
本が破れていることがある
オンライン購入あるあるですが、本の表紙やページの一部が破損していることがあります。
日本国内から出荷されている商品ですら傷んでいることがあるので、海外から輸入する場合は特に痛みが気になることが多いです。
また、洋書のペーパーバックには和書のような取り外しができるカバーが付いていません。本をキズから守る構造になっていないので、傷つきやすいというのも影響しています。
僕はこれまでオンラインで洋書を何冊も買ってきましたが、”完全にまっさらでキレイな状態の洋書が届いた”という経験は一度もありません。
仕方ないので割り切っていますが、完全な美品が欲しいという人は書店に足を運んで自分の目で確かめてから買うしかありません。
カバーデザインがちがう(ことがある)
洋書は本の規格(ペーパーバック、ハードカバー、Kindle版など)によって表紙のデザインが変わることがあります。
そのため、「このデザインの表紙が気に入って買ったのに、実物は別のデザインだった…」ということが起こりえます。
僕はAmazonで洋書を買うことがほとんどですが、購入時の画面に表示されていたデザインと、実際に届いた実物のデザインが違うことが何度かありました。
また、「ハードカバーを買うつもりが、ペーパーバックを買ってしまった…」という自分のうっかりパターンも考えられます。
たとえば、”The Culture Map”という本がありますが、この本はペーパーバックとハードカバーで表紙のデザインが異なります。

ハードカバー

ペーパーバック
「表紙のデザインなんか気にしないよ」という人にとっては関係ない話ですが、僕のように「表紙のデザイン込みで洋書が好き」という人にとってはわりと大きな問題だったりします。
ごくまれではありますが、オンライン購入では思ってた表紙とは違う本が届く可能性があることを知っておいたほうがいいかと思います。

届くまでに時間がかかる(海外からの輸入は特に)
Amazonではほとんどの商品が翌日に届いたりしますが、洋書の場合は1〜2週間かかることがザラにあります。お届けまでに時間がかかる本の大半は、海外から輸入しているものです。
そのため、「すぐに洋書を読みたいのになかなか商品が届かない」というのもオンライン購入のデメリットといえるでしょう。
国内に在庫がある洋書については、この限りではありません。最短翌日で手に入れることができます。
オンラインで買う場合には、お届け日数をよく確認しておきましょう。事前に時間がかかるとわかっていれば、モヤモヤは軽減できるはずです。
意外と実店舗のほうが安いこともある
少しでも安いほうがいいからオンラインで買う、という人もいると思います。しかし、オンラインのほうが必ず安いとは限らず、実店舗(リアル書店)のほうが値段が安いこともあります。
これは為替レートが影響していて、その日の円相場によって洋書の値段も変動します。ですから、為替が反映されてない状態の実店舗のほうが値段が安いことも起こり得るわけです。
安いとはいっても、せいぜい数百円程度の差なのでそこまで気にする必要もないかもしれませんが、少しでも安く洋書を買いたい人は注意したほうがいいかもしれません。

ペーパーバックにこだわらないなら…
洋書=ペーパーバック、というイメージが強いかもしれませんが、僕は電子書籍(Kindle)でも洋書を買うことが増えました。
Kindleを使うことで、待ち時間なしで即洋書が読めるという利点があります。購入後、すぐにダウンロードが終わるので、待ち時間は長くても1分くらい。
さらに、内蔵辞書やハイライト機能、メモ機能などが充実しているので、読書の効率が劇的にUPします。
洋書を読みつつ英語の勉強もしたいという人には、極めておすすめできる読書方法です。ペーパーバックで読むよりも、Kindleで読んだほうが読むスピードが上がると個人的には思っています。
もちろん、単純に趣味として洋書を読むという人にもおすすめです。
ちなみに、Kindleは1冊ずつ単品購入することもできますが、Kindle Unlimitedという200万冊以上の洋書・和書が読み放題のサービスがあります。
僕もKindle Unlimitedを4年以上使っていまして、洋書多読をするときには欠かせない存在となっています。